どうも、畫家の萬朶櫻です。13朶目の記事です。
さて、今日は僕の事を知らない人向けに、僕の畫業について書きます。
高校1年からペンタブでデジタル繪を始める
2009年の4月からパソコンで繪を描き始めます。ペンタブはワコムの小さくて安いやつ。ソフトは長らくSAIを使ふことになります。
それ以前にもノートに樂描きくらゐはやつてゐたと思ひますが、本格的に繪描きとしての自覺が芽生えたのはペンタブを觸り始めてからなので、ここを特異點とします。
當初は描いてもHDDに封印するだけでした。試しに掘り起こしてみませう。

HDDに現存する最古の繪
しかし半年くらゐも經つと、誰かに見てもらひたくなつて、ピクシブに投稿を始めます。
以降はほぼ全ての作品は、ピクシブに上げてゐます。よつてピクシブの投稿を時系列で見ていくと、僕のデジタル畫歴を把握できます。
萬朶櫻の「十年進化録」が完成しました!【ひとことコメントあり】
練習はそれなりに續けてゐたので、それなりに上達していきました。
大阪藝大に入ると、フォトショップとイラストレーターを覺えてエフェクトを活用しだします。
勞働者1年目からアナログ繪を始める
時は流れて2016年、いよいよ就活も酣の頃、僕はデッサン力が乏しいと自覺してゐました。と云ふか、ほぼデッサンをしてゐなかつたのです。
これは大學時代を通してずつと懊惱だつたもので、どうにかしようと思つてはゐたものの、つひに卒業の時期を迎へてしまつたのです。
今から挽囘しようと思つたのですが、今更獨學で習得するのは難しいと考へて、堺にある繪畫教室に通ひ始めました。
そこで油彩畫に興味が出て、9月に1枚描き上げて金谷美術館の公募に應へてみると、入選することができました。

題:めば江
この時に描いたのはその1枚きりで、2017年は油彩を描いてゐません。なので、油彩歴は實質2週間ほどなんです。デジ繪は細々と續けてゐました。
そして2018年、丁度デッサン用に買つたスケッチブックを描き盡した頃、今の職場に厭氣が差した事もあつて、勞働を辭めてプロの畫家として活動することを決めました。
萬朶櫻がいままで描いた油彩作品まとめ【隨時追加】
今後の目標
『油彩の力量をデジタルに近づける』
デジタル繪歴が9年もあるのに對してアナログ繪歴が2週間しかないのはあまりに不均衡です。
同じ繪なので、デジ繪の經驗が活かせると思ひます。しばらくは油彩の技法を習得することに注力していきます。
『一陽展に入選する』
現在、教室の先生と取り組んでゐるところです。僕の繪は、なかなか受け容れられにくいかもしれませんが、頑張ります。もちろん、それ以外の展や公募にも挑戰するつもりです。
『僕の油彩畫を10萬圓以上で賣る』
假にもプロなので、このくらゐで賣りたいです。畫材代を囘收する必要もあるので。
『僕のイラストを何らかのコンテンツに乘せる』
これはデジタル方面の話です。僕の繪は未だに製品に載つた事がないので、挑戰したいです。ゲームとか、ラノベの插繪とか。
『自分の作り出した世界に入る』
これは究極の目標です。このために僕は表現し續けてゐると言つても過言ではありません。今ではただの妄言にしか聞こえなくても、VRなどの技術でいづれは現實的になるでせう。