あべのハルカスの東郷青兒展にいつてきたよ

どうも、畫家ぐゎか萬朶櫻ばんだのさくらです。36朶目の記事です。

先月の健康診斷しんだんのついでに行かうと思つて、結局行けなかつた東郷青兒とうがうせいじ展に行つてきました。

あべのハルカス美術館リンク:【生誕120年 東郷青兒展 夢とうつつの女たち

 

關聯記事:健康診斷いつてきたよ。あと天王寺をぶらぶらしてきた

東郷青兒とは20世紀に活躍した畫家ぐゎかで、特に戰後せんごは女性をモチーフにした畫風ぐゎふう人氣にんきを博してゐました。彼の獨特な畫風ぐゎふうは「東郷樣式」と呼ばれてゐたさうです。

圖録表紙より

すごい獨特どくとくですね。 こんな感じの作品をたくさん描かれたさうです。

僕が「女しか描かねえ!」を自負してゐる以上、見ないわけにはいきません。

肌、髮の毛

かう云ふ繪畫くゎいぐゎ實物じつぶつを見ないと良さが判らないとよく言はれます。東郷青兒の作品も例に洩れず、さうでした。

人物の肌を近づいて見たんですけど、陰影のグラデーションは至近距離で見てもデジタルで描いたグラデーションみたいに滑らかでした。

相當さうたうこの部分に注力したんだらうなと思ひます。

實際じっさい、巷ではこの肌の美しさをことさらに強調してゐました。

しかし、この展を見る前、繪畫くゎいぐゎ教室の先生から「かみの毛もよく見よう」と言はれてゐたので、僕はかみの毛を注意深く見てゐました。すると大事なことにが付きました。

このかみの毛、筆跡がかなりガッツリ殘してあるんです。作品によつてはまるで枯山水の庭の砂利みたいに筆跡のウネウネが見えます。


京都フリー写真素材』より

美術館の賣店ばいてんられてゐる繪葉書ゑはがき圖録づろくではそのあたりの質感が見えません。ほぼ潰れててベタ塗り状態になつてます。

かう云ふ發見はっけん實物じつぶつを見た人だけの特權とくくゑんですな。

 

それでそのかみの毛なんですけど、筆跡だけぢやなくて、使つてるの具の種類(あるいはメディウム)も他の部分とは何となく違ふんぢやないかと思つたんです。

どう云ふことかと言ふと、背景や人物の身體からだ部分は光澤くゎうたくを抑へ目にしたマットな質感で描かれてゐたと思ふんですけど、かみの毛の部分だけは光澤くゎうたくのあるテカテカした感じに見えました。

こんなことを漠然と思ひながらの前で、

(ちよつと即席で作りました

こんな風に僕がの前で左右に歩くと、天井の照明からの光が上手い具合に反射して、本物のかみの毛がそこにあるやうな感じがしました。

 

このかみの毛の盛り上がりとテカりは、それ以外の部分では見られませんでした。

背景や身體からだの平面的でマットな感じ、かみの毛の立體的りったいてきでツヤのある感じ。

まるでつ黒い漆器を縁どる金箔のやうに對照的たいせうてきで、これのお蔭で「東郷樣式」がより引き立つてゐるんぢやないかと思ひました。

まとめ

「東郷樣式」は僕の目指す方向とは少し違ふと思ひます。しかし上で述べたやうな技術的な所は參考さんかうになりました。

今度を描く時に試してみようと思ひます。

記念に賣店ばいてん圖録づろくを買つておきました。

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