どうも、新しい物好きの萬朶櫻です。52朶目の記事です。
この記事は隨時更新していくタイプの記事ですので、まだ空白のところもあります
現代はいい時代です。なぜならテック系のニュースを追つてゐるだけでワクワクできるんですから。
とにかく流れが速いです。次から次へと新しい技術革新がやつてきます。
去年のニュースなんかほぼ憶えてません。辛うじてAlphaGoとか、そのへんです。
今年ブログを立ち上げたと云ふことで、備忘録も兼ねて僕が個人的にワクワクしたニュースをまとめていかうと思ひます。
年末まで非公開にするのは辛氣臭いので、2018年中に公開して隨時追加していく方針とします。年末が樂しみですね。
青色の「情報源」のリンクをクリックすると、元記事に飛びます。なほ記事の見出しは萬朶櫻の方で歴史的表記にしてをります。また、記述に誤りがあつた場合は、コメント等でお知らせくださると幸ひです。
1月
3Dプリンターで使用可能、光の照射で物體の色を變更可能な特殊インク
情報源:光を照射するだけで物體の色を變更可能な特殊インクを3Dプリント可能な技術「ColorFab」
すごいと思つたところ
- 一度決定した色を後から變更可能
- 平面ディスプレイや畫材に轉用すれば表現の幅が擴がりさう
「日替はりで作品の色が變はる、みたいな」
繪描きとして、これ面白いと思ふんです。
記事では3Dプリンター用とありますけど、普通のインクとか塗料にも使へますよね。もちろん繪の具とかメディウムに含ませたりもできますよね。技術的には可能なはず。
もしそんな畫材があつたら、僕だつたら女の子の瞳や服に仕込みますね。個展とかで展示中に、初日から最終日までで日替はりで色を少しづゝ替へますよ。
晝と夜とで作品の色が替はつたり。あるいは長期間光を浴びることによつて年單位で少しづつ氛圍氣を變化させたり。
額縁なんかに使へば、いちど成形した後に作品の氛圍氣に合はせて變更することもできさうです。
繪以外では、服飾に適用すると、例へば服の色自體を自由に替へられるやうになるので、服を買ふ時に色に惱むことが無くなりますよね。後からいくらでも色替へできるんですから。
クローゼットの中がスッキリしますね。
巨乳キャラが空氣力學的に優れてゐるとか云ふ論文
情報源:「貧乳は正義」論者を科學で叩きのめすアニメの巨乳キャラを空氣力學的に分析した論文が公開される
「おつぱいのちからつてすげえ……」
2月
スペースX ファルコンヘビー打ち上げ成功
情報源:火星を目指すオープンカーといふSF世界を實現したSpaceXの超大型ロケット「Falcon Heavy」打ち上げ成功
すごいと思つたところ
- 全てにおいてデカイ
- その上で大幅なコスト減
- 民間企業による功績
- 車
「やつと21世紀が來たんやな……」
發射の一部始終、見ました。
文章で書くよりも下の影像を視てもらつた方がいいでせう。
(發射10秒前からの再生です)
ロケットの發射つてなんであんなにワクワクするんでせうかねえ。
最後の2つのロケットが同時に基地に着陸する瞬間なんか飛び上がりさうでした(海上で囘收する豫定だつたもう1つのロケットは、殘念ながら失敗のやうです)
この囘收したロケット、再利用できるんですよ。何度も。
これの意味するところはもちろん大幅なコストダウンです。
宇宙がぐっと近くなりますね(經濟的な意味で)
3月
IBMが世界最小のコンピューターを發表
情報源:IBMが世界最小のコンピューターを発表、鹽の粒より小さいサイズ
すごいと思つたところ
- ナノマシン實現への確かな一歩
- IoT化へのハードルが下がり、端末の演算能力が向上する
- ブロックチェーンに活用できる
「どこやねん…」
最初、指の上に乘つてるチップを見て「デカいやん」つて思つたんですけど、これは64個のマザーボードをまとめたパーツださうで、このパーツの隅つこに乘つてるクッソ小さい粒がコンピューターみたいです。
これ最初は見つけられず、30秒くらゐ「???」状態でした。20代の僕でさへこんな感じなんですから、年配の方は見付けるの不可能ですね。
と云ふより、この寫眞自體がかなり擴大して撮影されてゐるので、實寸大だと人類の目には認識不可能ですね。
この方向性の行き着く先は、もちろんナノマシンでせう。
カーツワイル氏が言つてゐた血液中の「ナノボット」や空氣中を漂ふ「スマートダスト」は各パーツを極小化すれば實現可能なはずです。
Magic Leap Oneはキャラクターに外界を認識させる
情報源:[GDC 2018]キャラクターが外の世界を感知する。Magic Leapの開發者達が新世代のAI技術をアピール
すごいと思つたところ
- 現状で考へ得る最大級のトラッキング機能を搭載
- ゲーム内キャラクターがゲーム内世界のみならず、外の世界をも認識して行動
「假想と現實との垣根が無くなつていく」
Magic LeapはMR(VR)界では名の知れた企業で、最近では色んな所から出資を受けてゐるみたいです。
しかし一般にはあまり知られてはゐません。なぜならまだ製品を發賣してゐないからです。
どうやらハードもソフトも全て自社開發らしく、そのせゐでなかなか開發が進まないやうです。
そんな中、Magic Leapが發表したのがこの記事のことでした。
機能について、サイトから引用すると
ヘッドトラッキング
アイ(視綫)トラッキング
ジェスチャーおよびハンドトラッキング
ルームスキャニングおよびメッシュ化機能
空間オーディオ
マイクロフォンによる音聲インプット
6DOFのハンドコントローラー「Totem」によるトラッキング
VulkanおよびOpenGLへの對應
「Unreal Engine 4」のデスクトップ及びモバイル向けフォワードレンダリング・パス
雙方向性の向上のため、思ひつく限りのトラッキング機能を盛り込んだと云ふ印象です。
それに加へて「Magic Leapで映し出されたキャラクターが現實世界を認識し、その状況に從つた振る舞ひをする」ために、アルゴリズムの面でもいろいろ工夫するみたいです。
僕は專門家ぢやないので詳しくは解りませんが、實現すれば現實に肉迫した濃密な體驗ができさうでワクワクします。
製品發賣が待ち遠しいですね。
VRが人間の認知認識を變へる可能性
情報源:をぢさんの心に芽生えた「美少女」 VRがもたらす、もう一つの未來
すごいと思つたところ
- 環境次第で人の心はどうにでも變はる
- 假想空間上に第2、第3の人格を持てる可能性
「やつぱり萬朶櫻の假説は間違つてゐなかつた」
すごい内容の濃い記事です。筆者の熱い思ひが畫面越しに傳はつてくるやうです。
技術系ニュースの中でも特にワクワクするのがVR/ARの話題です。
特にVRつて沒入感がヤバいらしいぢやないですか。
僕は以前から「VR/ARの技術が十分に發達すれば、二次元(假想空間)に住めるやうになるんぢやないか?」と考へてゐるんです。
自己紹介ページの所に「二次元に行つてやる」みたいな事を書いてますけど、これは上記の事を見込んでのことなんですよ。
この記事を讀むに、やつぱり僕の假説は正しかつたと思はざるをえません。
僕も初音ミクになりてえなあ
人間と同じやうな順序で物事を考へる人工智能
情報源:AlphaGoを開發したGoogleの人工智能研究部門が「機械學習によって書き順を考へながら文字を描くAI」を開發
すごいと思つたところ
- 人工智能との意思疎通の足がかりになる可能性
「ちよつとづつ解り合へるやうになる…かも」
人の行動つて何をやるにしても順序と云ふ物があります。
たとへば僕がデジタル繪を描く場合は「構想→ラフ→綫畫→色付け→エフェクト→完成」と、簡單に書くとこんな流れで進めてゐます。
そして、問はれれば「どう云ふ意圖でこの形を作つたのか」「なぜこの色にしたのか」といつた質問に答へることができます。
思考の過程や根據を説明できるわけです。
同じやうに人工智能に繪を描かせると、たいていは一瞬で(出來榮えはともかく)描き上げてくれます。
しかし、「なぜこんな風に描いたのか」「なぜこの形に仕上がつたのか」といふ問ひには答へてくれません。
繪ならまだ手順を教へてくれなくても「まあええか」で濟みさうなんですけど、これが自動運轉みたいな、命に係はるやうな事案だつたらさうはいかないでせう。
人が何人死んでも完全默祕をされて、原因究明が阻害されるわけです。
さう云ふ人工智能(ロボット)は、たとへ生産性が高くても社會的に受け容れられにくいと思ひます。
そこでこの記事にある技術を應用して思考、判斷の過程が示されれば、人工智能の行動の根據がある程度推し量れるやうになります。
使役する側の人間としては完全默祕されるよりは使ひ易くなるでせう。
ひいては人間と人工智能との意思疎通の先驅けになり得るかもしれません。
超音波で腦の關門を突破。腦の藥治療へ道筋
すごいと思つたところ
- 98%の藥を遮斷する血液腦關門を特殊な泡と超音波でこぢあける
- 外部からの刺戟(超音波)を用ゐるので侵襲性が低い
- 腦以外にも應用可能
「腦へのアクセスが可能に」
腦はとても繊細な臟器なので、他の臟器よりも強力なセキュリテイ機能が備はつてゐます。
これは血液腦關門といつて、血管内に特別な瓣のやうなものを作り、それによつて腦に入れたくない物質を排除してゐるのです。
この血液腦關門のお蔭で、ほとんどの有害物質をブロックできてゐるんですが、同時に治療藥まで98%もブロックしてしまふのです。
腦の藥物治療がとても難しいといはれる所以です。
研究では、マイクロバブルとよばれる微細な泡を利用します。
これを血液腦關門付近に配置し、超音波を當てることで、血液腦關門をこじあけることができるさうです。
さうすれば藥を腦に送り込むことができ、認知症などを治療することができるやうになります。
参考 醫療における超音波の活用に「第2の黄金期」がやってくる──難病治療に道を開く、微小な泡の潛在力Wired4月
米有名大學「人間の腦は量子コンピュータである」
人間の腦が量子コンピューターであるといふ説は、SFネタなどでよくあるかと思ひます。
それがもしかして本當なんぢやないか? とカリフォルニア大學が實證しようとしてゐるわけです。
はたして本當なのか、氣になるところです。
参考 【衝撃】「人間はコンピュータである」米有名大學が實證へ! 意識や感情も“量子”で解明、人間觀が劇變か!ニコニコニュース5月
光による量子コンピュータ、現行技術で可能?
光量子コンピューターつて、今はまだ實現してゐないたくさんの技術を組み合はせないと開發できない、といふイメージがあると思ひます。
實際僕もさう思つてるんですけど。
そんな中、國内の研究グループが現在の技術レベルでも實現可能ぢやないかと發表したんです。
もし本當だとすると、思つたより早く實現するのかな?
参考 光による量子コンピュータ、現行技術で實現へEE Times Japan▼光量子コンピュータといへば、東京大學も開發中ですね。僕も寄付しました。

AIの進化が止まる氣配はなく、6年間で約30萬倍以上の學習が可能に
参考 AIの進化が止まる氣配はなく、6年間で約30萬倍以上の學習が可能にGigazine6月
参考 光による量子コンピュータ實現に大きな成果、100億倍誤りに強い方式を開發大學ジャーナル研究者が量子もつれを高速で生成することに成功、「量子インターネット」の實現が近づく
参考 </p> <p>研究者が量子もつれを高速で生成することに成功、「量子インターネット」の實現が近づくGigazine最先端のAIは、私たちの3D空間理解に近付いてゐる
参考 最先端のAIは、私たちの3D空間理解に近付いてゐるTechCrunch7月
https://www.gizmodo.jp/2018/07/dna-neural-network.html
Airbus、火星の土を囘收する探査機を開發。成功すれば初のテイクアウトに
参考 Airbus、火星の土を囘收する探査機を開發。成功すれば初のテイクアウトにGIZMODOもはや想像すらできない。DNAで作られた人工ニューラル・ネットワークが手書きの數字の認識に成功
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9月
10月
11月
12月
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