どうも、萬朶櫻(@wanduoying)、68朶目の記事です。
今囘はピクシブのサービスの紹介記事です。
その名もPixiv Fanbox
前から一部のユーザー限定のサービスとして提供されてゐましたが、この4月に全クリエイターに開放されたやうです。
ピクシブ歴9年の僕が實際に登録してみて、感じたことを書いてみます。僕のピクシブページはこちら。ピクシブ歴云々の證據はこちら(ピクシブのいちばん最初の投稿です)。

「Pixiv Fanboxつて何やねん」と氣になつてゐるあなたに傳はれば幸ひです。
この記事は、どちらかと言ふと支援される方(クリエイター)向けです。支援する方(ファン)の人には不向きかもしれません。
またピクシブユーザー以外の人、イラストレーター以外のアーティストは、こちらのCHIPの方が相性が良いかもしれません。

目次
Pixiv Fanboxとは
ザックリ言ふと、クラウドファンディングができるクリエイター個人向けコミュニティ
だいたいこんな認識で大丈夫さうです。
詳しい説明はトップページより畫像で引用します。
本當はこの中心の「全てのクリエイターにもつと自由な創作活動を」のところに説明の映像がながれてます。
要するにクリエイター支援が、このFanboxの狙ひのやうです。
下にスクロールするといろいろ説明が。
- 自分だけの小さなコミュニティを作り、ファンと密接なコミュニケーションを取る
- ファンからクリエイターに對して經濟的な支援もできる
Q,イラストがヘタな人、初心者でもFANBOXを開設していいの? A,ええんやで
もちろんOKです!
たしかに、「僕みたいな底邊繪師が支援なんか…」と思ふことがあるかもしれません。
でも、支援するかどうかはファンの方次第ですし、支援者も「この人の作品、良いな~」と納得した上で支援してゐるわけです。
あなたの活動を買つてくれたといふことで、素直に受けとつておきませう!
登録方法
まづはPixivのアカウントが必要
Fanboxを利用するには、まづピクシブアカウントが必要なので、持つてない人はアカウントを作りませう。
Fanboxのページに行きます
すると、なにやら樂しげなページに飛びます。これがFanboxのページです。
FANBOXを始めるをクリックします
するとこの畫面になります。
後述もしますが、R18作品を投稿する場合、決濟でPayPalを使へません。この設定は取り消しがきかないので、しつかりと判斷しませう。
クリエイターになるをクリックします。
これで完了。本當に早いですね。
R-18を投稿する人は、PayPalが使へないので注意!
PayPal(ペイパル)とは、ネット上で簡單に決濟ができる便利ツールなんですが、R-18を投稿するFANBOXでは使用不可です。
これはPayPalの利用規約に基づくものです。
R-18設定は後から切り替へられるけど、超面倒くささう…
左上のサイドメニューから「クリエイターページ管理」のページに行き、
下にスクロールして、R-18コンテンツの投稿を變更できます。
しかし全ての投稿を下書きに戻さないといけないので、超面倒くささうですね。
投稿數によつては、むしろ最初からFANBOXを作り直した方が良いレベルで面倒さう…。
このあたりの初期設定には氣をつけませう!
サクラ
じつさいに投稿やプラン設定をやつてみる
ヘッダーとかプロフィールをデザインする
登録したばかりのページ。UIはツイッターつぽいですね。
ちなみに左上の「三」みたいなマークをクリックするとメニューバーが出てきます。
まだ何も設定してないので殺風景ですね。サクッと設定しませう。
ヘッダー畫像を設定するもしくはプロフィールを設定するをクリックします。メニューバーから「クリエイターページ管理」でもOKです。
各種設定ができます。ヘッダーは1620×580が良いらしいです。
「ポートフォリオ」は、プロフィールに固定表示するもので、「こんな作品描いてますよ」とアピールするためのものです。
靜止畫と動畫が選べるやうです。僕は動畫を作らないので畫像のみで。
ざっくりこんな感じに。
「外部リンク」でWebサイトとかを追加できますけど、設定してもリンクのアイコンが分かりづらいです。
どうしても見てほしい外部ページがあれば、プロフィールのところにも併記した方がいいと思ひます。
また後から氣付いたんですが、なぜか普通のピクシブのマイページへのリンクが用意されてゐないので、どこかしらにマイページへのリンクを貼つた方がいいでせう。
ひとまづこれで體裁が整ひました。
なにかしら投稿してみる
投稿がゼロなのはよろしくないので、何か投稿します。
5つの投稿形式「畫像、ファイル、テキスト、動畫&音樂、ブログ」から選ばう
名前の下のプロフィールの横にある投稿をクリックすると、投稿一覽に切り變はります。
左のメニューバー「投稿管理」からも新規投稿できます。
新しく投稿するをクリックします。
投稿は5つのタイプから選べます。
- 「畫像」は普通のイラスト投稿。もちろん複數枚もOK
- 「ファイル」はユーザーにダウンロードしてもらふ用です
- 「テキスト」は文字のみの投稿。小説や告知などに使へます。現状は「畫像」の下位互換つぽいので、僕は非推奬
- 「動畫・音樂」はYoutube等を埋め込む形式。直接のアップロードではない
- 「ブログ」は文字通り、ブログ形式の投稿。詳しくはこちらの記事で
今囘は畫像を投稿してみます。
紹介文を整へて、リンクも忘れずに貼つて、こんなもんでいいでせう。
「公開範圍」では、「○○圓以上の支援をくれた人にだけ見せますよ」みたいな設定ができます。
ここでは「5000圓プラン以上の支援者に公開」しかありませんが、これは自分が設定したプランの値段によつて、變はつていきます。
たとへば「100圓プラン」「630圓プラン」「3000圓」「10000圓」プランの4つを設定した場合、
「100圓プラン以上の支援者に公開」「630圓プラン以上の支援者に公開」「3000圓プラン以上の支援者に公開」「10000圓プラン以上の支援者に公開」と、項目が變化します。
ちやんと投稿できました。
2018年11月からの新機能「ブログ」
11月から新機能「ブログ」が開放されました。
これは嬉しいですね。
今までは畫像なら畫像のみ、音樂なら音樂のみと、決められた形式でしか表現できませんでした。
もしはてなやワードプレスのやうな投稿ができるなら、傳へたいことの幅がグッと増えるのではないかと思ひます。
音樂ファイルの投降もできる
音楽クリエイターの皆様お待たせしました。ユーザーが多くアクセスするGWに合わせて、開発チームが最速で音楽投稿をつくってくれました!ぜひ支援額20%UPキャンペーン中に登録してみてください! #pixivFANBOX https://t.co/ZCI2MBoRJe pic.twitter.com/NBjCTJC8Xt
— pixivFANBOX (@pixivFANBOX) 2018年5月1日
5月1日付けのツイート。
僕は音樂は作らない人ですが、投稿の選擇肢が増えることはいいですね。
しかもわざわざゴールデンウィークに合はせてくれたさうで、開發の方お疲れさまです。
外部リンク:音樂クリエイターの皆樣お待たせしました。音樂が投稿出來るやうになりました!
リンクの説明を讀むに、Fanboxに直接音樂ファイル(mp3とかwavとか)を投稿することはできません。
以下のサイトに投降されたファイルをFanboxに埋め込むといふ形になります。
- SoundCloud: https://soundcloud.com/
- Pawoo Music: https://music.pawoo.net/
- YouTube: https://www.youtube.com/
- Vimeo: https://vimeo.com/
動畫が苦手な人でも、Pawoo Musicを使ふと簡單なMVを生成してくれるさうです。
「ファイル」投稿は、ダウンロードコンテンツ向け
「ファイルを投稿」と言はれても、いまいちピンと來なかつたので、實際にテスト投稿して試してみました。
結論から言ふと、「ファイル」は見せる用ではなく、ダウンロード用の投稿のやうです。
ファイルの投稿ページ。
「+」をクリックしていくつかファイルを選びます。
するとプレビューにダウンロードボタンがたくさんならびました。
「なんやこれ」と思ひつつそのまま公開してみると、プレビューやサムネイル無しでダウンロードボタンの行列ができました。
このやうに、「ファイル」は見せる用ではなく、ダウンロード用の投稿のやうです。
「テキスト」投稿はあまり意味が無い
「テキスト」投稿では文字通り文章が投稿できます。
しかし「あれ? これつて畫像投稿の下位互換ぢやね?」と思つたので追記してみます。
下のやうに、「畫像」と「テキスト」とで投稿できる文字數について調べてたんです。
で、キャプション欄にWikipadiaの文章をコピペしてみたところ、投稿できる文字數はいづれも19738字と分かりました。
文字數が同じ以上「畫像」と「テキスト」つて同じぢやね? むしろ畫像を付けられる分、「畫像」の方がお得ぢやね?
文字數:19738字
行數:263行
畫像:付けられる
文字數:19738字
行數:263行
畫像:付けられない
うん、下位互換ですな。
せめて「テキスト」獨自の機能があれば、いい差別化になると思ふんですけど。
- HTMLタグなどで裝飾
- 縱書きに對應
新しく「ブログ」が追加されて上の機能は實裝されましたが、それなら尚更「テキスト」の存在意義がよく解りませんね。
支援プランを考へてみる
おそらくFanboxいちばんの目玉機能、サクッと設定してみませう。
ページ右のプランを追加するをクリックもしくはメニューバー「プラン管理」からでも追加できます。
「投稿」と同じやうなページになります。
パッと良いのが思ひつかなかつたので、假でさくっと作成。
「保存する」をクリックするとプランが追加されます。
ユーザーページで右側のサイドバーにプランが表示されます。
これで基本的なところは全て設定し終はりました。
いざ自分でプランを設定するとなると、どうすればいいか分かりませんよね……。
そんなときは他の人のを見て參考にしよう!
といふわけで參考になりさうなのを以下の記事で紹介してゐます。

自分への支援の確認
自分にどれくらゐの支援がきてゐるかは、サイドバーの「支援者一覽」「支援金履歴」で確認できます。
「支援者一覽」で誰が支援してくれてるかを確認できる
「支援金履歴」で月ごとの支援額を確認できる
横向きの三角をクリックして、各月の支援状況を確認できます。
支援金を引きだしたいときは「振込申請」
振り込んで欲しい口座を登録して、現金を振り込んでもらふことができます。
「二次元コードを發行」でURLとQRコードが取得できる
自分のFANBOXのURLを取得したい。
QRコードがほしい。
そんなケースがありますよね。
そんなときは「二次元コードを發行」をクリックすると、取得できます。
「ダウンロードする」をクリックすると、QRコードをダウンロードすることができます。
コミケ出品者は必須! リアルでもファンと繋がれる、「ファンカード」も作れるやうになつた
Pixiv FANBOXの「ファンカード」とは、スマホで表示できるバーチャルカード
ファンカードは、バーチャルカードです。
お持ちのスマホにこのカードを映し、相手に見せることで、
支援者であることの證としてご利用いただけます。
――『公式ページ』より
なるほど。
リアルで活動する場合でも、このカード1つで「あ、この人支援してくれてるんやな」つて分かるんですね。
参考 クリエイターを支援してゐる人だけが持てるファンカードができました!Pixiv FANBOX▼詳細や作り方等は、こちらにまとめてあります。

Pixiv FANBOXをやめる時。退會の方法
こちらの退會ページで退會することができます。
退會するには、豫め全てのプランを削除する必要があります。
ただし退會すると、自分のFANBOXページやいままでFANBOXに投稿した作品が全部消えます。
もちろん1度退會すると、取り返しができないので注意です。
感想や氣付いたところ
このFanboxといふサービスは、かなり新鮮な印象を受けました。
思つたところを書いてみます。
メンドクサイ奴が入つてきた時の對策はどうなの?
ピクシブ外へのアプローチに工夫が必要かも
Boothとかとの違ひつて?
「ランキング」が無いのはたぶんワザと
プラン單位でシェアしたいんですけど……
二次創作の扱ひつて?
ファンとの交流について。アンチや粘着が來たらどうする?
參加者、支援者が増えてくると、どうしても「いろいろ履き違へた人」が現はれるものです。
さうした人とトラブルが發生した場合、對處法がよく分かりませんね。
たとへばブロックやミュート、ブラックリストみたいなのがあれば粘着からはひとまづ離れられさうですが、さういふ機能は無ささうでした。
フィードバック次第で對應あるんでせうか。
ターゲット範圍について。Pixiv以外へのリーチが弱さう
「3000萬を超えるPixivユーザーにアプローチ」とありますが、ピクシブ以外へのアプローチとなると、リーチが弱いのかもしれません。
たとへばツイッターに對しては、自分のFanboxや各投稿をツイートするだけになるので、外部からの人口流入を狙ふには少しコツが要りさうです。
ブログとの合はせワザでさり氣なくリンクを貼るとか。
あるいはブロガーが仲間内でnoteを互ひに買つて盛り上げていくみたいに、「仲間たちとこんなに樂しいことやつてるよ!」と外部SNSのタイムラインにアピールしまくつて興味を持つてもらふとか。
そこらへんは、他のサービスを使ふのもいいかもしれません。

Boothとかとの違ひは何だらう
Pixiv Booth とかnoteみたいに、金錢のやり取りを伴ふサービスは知つてゐますが、それらとは少し性質が違ふやうに見受けられます。
ざっくり言ふと、Booth=賣買、Fanbox=コミュニティ×クラウドファンディングの認識で大丈夫でせう。
Boothは普通のビジネス的なもの
お金のやり取りがあるが、あくまで商品(作品)を賣買するための取り引きのみ
ブースといつて、購入時にいくらかお金を上乘せして支拂へるシステムがあります。
それでも購入時にしかブーストできないので、やはり賣買の延長綫上のことでせう。
上で出てきたnoteも、マガジンの定期購讀プランがありますが、性質はこれと大して變はらないでせう。
またBoothでは購入があつたとき、「いつ誰が買つたのか」は管理畫面で把握できるんですけど、クリエイターと購入者とのコミュニケーションが少ないです。
僕の作品はBoothで賣れたとき、「ご購入ありがたうございます」的なことを書いたカードを入れたりしますが、即時性に乏しく、また一方通行的なコミュニケーションでした。
各商品に對してコメントがつくこともありませんでした。
逆に僕が誰かの作品を買つたとき、「屆きました。良かつたです」的なメッセージをショップに送つたんですが、そこからやり取りが深化していく感じでもありませんでした。
人によつては活發なコミュニケーションがあるかもしれませんが、僕の場合は上記のやうな感じでした。
Fanboxはファンとのコミュニケーション重視
商品とか關係なく、支援したい人が支援したい時に、支援したい人に對して支援できる
クリエイターは必ずしも對價となる商品を用意する必要は無いやうです。
思ひ思ひの返禮方法を考へることができます。
このあたり、まさにクラウドファンディングですね。
加へて投稿ごとにコメントができるので、ファンとの交流ができるコミュニティとしての機能もあります。
ランキング的なものが無い
これはすぐに氣付きました。
自分のページをデザインするに當たつて「有名な人のを參考にしようかな」と思つてランキング上位の人を探さうとしたんですが、そもそもランキングがありませんでした。
いちわうトップページには各クリエイターの紹介が載つてるんですが、プロ級の人から初心者の人まで、ごちゃ混ぜになつてゐます。
完全な横竝びです。
かういふSNSでは具體的な數値で他者との比較を促し、競爭意識と承認欲求をかきたてる。よくあることです。
その意味では、ランキング機能は有效な機能ですが、ピクシブのえらい人はあへてそれを避けたのかなといふ印象です。
これはトップページの説明にある、「クローズドな空間でファンとの交流に專念」してもらふために、あへて「隣の芝生」を見せないつくりになつてゐるのだと思ひます。※單に未實裝なだけかもしれませんが
プラン單位でのシェアができない
いちわうマイページには、シェアボタンがあります
また各投稿を個別にシェアすることもできます。
しかし、プランごとにシェアすることはできないやうです。
このとほり、どこにもシェアボタンがありませんでした。
この「萬朶櫻に毎月快樂天を買はせるプラン」とか、シェアしてみたいなと思つてたんですが殘念ですね。
クリエイター側の過剩宣傳などを防ぐためでせうか。
二次創作の扱ひ
さういへば #pixivFANBOX での二次創作つてどうなるんだらう。
無料公開なら大丈夫だらうけど。— 萬朶櫻🌸イラストレーター🌸画家 (@wanduoying) 2018年4月30日
どうなんでせうかね。
ふと思ひ立つてツイッターで檢索してみたら、案の定ちよつとした議論になつてました。
最近はwebなどから見つかって商品化していくのを見かけるから、こうやって自分が自分の好きなクリエイターさんに支援できるのは素敵なことだと思うのだけれど、どうしても二次創作でのFANBOX開設に対して良い印象を持つことができない。完全に趣味の領域を超え、言い逃れができない。→#pixivFANBOX
— ごはん (@kome_suky) 2018年4月27日
#pixivFANBOX 二次創作利用での賛否両論、どっちも理解できるので難しい。
二次創作専門の書き手としては、利益は原作作家に入るべき、と思う。
二次創作ファンとしては、素晴らしい作品の書き手にお布施したい、と思う。
なので、二次創作に関しては、原作者に利益の一部が入るようにして欲しい。
— カヌレ (@kanuretan) 2018年4月26日
Pixivファンボックスにおける二次創作についてどう思いますか?
クリエイターの方とそれ以外の方(便宜上一般と表記)で分けて意見聞きたいです #pixivFANBOX #拡散希望— 網代 詠 (@ponpuri_danuki) 2018年4月27日
ツイッターからいくつか引用してみました。たしかにややこしいですね。
僕はどちらかと言ふとオリジナル作品が多いので、そんなに考へることはなささうですが、二次創作が多い人はちよつと考へてみるといいでせう。
2020年2月追記:僕の場合はしばらく樣子見として二次創作は無料公開のみとしてゐましたが、特にトラブルの類が見受けられませんでした。よつて方針を轉換して有料公開もOKにしてみました。
今のところ僕が思つてる、Pixiv Fanboxへの要望
ざっくりまとめるとこんな感じ
- タグ/カテゴリーを付けたい
- いろんなソート(ならび替へ)がしたい
- 有料コンテンツのサムネイルくらゐは見せて
- 「試しよみ」くらゐはやらせて
- 無料期間や有料期間の期限を設定させて
タグ/カテゴリーをつけられるやうにして欲しい
意外にも無いんですよねー。この機能。
あまり投稿しないタイプの人なら大丈夫かと思ひますが、毎日投稿するやうな活發な人ならちよつと不便ですね。
「3ヶ月前のあの投稿が見たい」となつても、投稿を100くらゐ遡らないといけないので大變です。
そんな時タグ/カテゴリー檢索が使へれば、ある程度は絞り込めますよね。
作品のソート(ならび替へ)にバリエーションが欲しい
上の項目と通ずるところがあるんですが、こちらは竝び替へのことについて。
現在のページはこんな感じ、
ツイッターのタイムラインみたいに、下に行くほど舊い投稿になります。
こちらもやつぱり投稿が多い人ほど大變なので、解決して欲しいところですね。

ニコニコ動畫より
別サイトからですが、このやうにソートにバリエーションが欲しいですね。
- 投稿が新しい(古い)順
- いいねが多い(少ない)順
- コメントが多い(少ない)順
- 無料公開のみ(有料公開のみ)
- ○○圓以上の支援者のみ公開のコンテンツ
これくらゐあれば困ることはなささうです。
【解決】有料コンテンツのサムネイルを自由に設定できるやうにして欲しい → できた!
これは「ちよつと勿體ないなー」と思つてたんですが、解決できたつぽいです。
とりあへず今までの有料コンテンツの見え方を確認してみませう。
今まではこのやうに眞つ黒。
せつかく訪問しても、ページ全體が眞つ黒くろすけだつたら直歸率は高くなつてしまふんぢやないか? と思つてました。
それが、9月に作品を投稿するときに氣付いたんですが。
新しく「カバー畫像」といふ項目が追加されてました。
- カバー畫像を設定することで、支援者以外にも投稿内容をアピールすることができます
- カバー畫像はURLをシェアした時などに利用されます
といふことは、上で書いたやうな懸念が解消されたと見て良いでせう。
中身がチラ見せできると、コンテンツの中身が分かりやすくなつて支援に踏み切るファンが増えさうですよね。
また副産物としてタイムラインが華やかで個性的になるでせう。
萬朶櫻に毎月快樂天を買はせるプラン 8月分のイラストできてるよ~
|萬朶櫻(WanduoYing)|pixivFANBOX https://t.co/tTdLDPq7gT
— 萬朶櫻🌸バーチャルブロガー🌸イラスト (@wanduoying) 2018年9月2日
カバー畫像はURLをシェアした時などにも利用されるので、ツイッターに上げるときも便利ですね。
また通常のピクシブのR18投稿はシェアするとサムネイルが非表示になるのに對して、FANBOXのサムネイル(カバー畫像)は非表示にならないやうです。

これは嬉しいですね。
noteみたいに「ここまでは無料、ここからは有料」ができるやうにして欲しい
僕が實際に有料コンテンツを投稿して「微妙にもつたいない」と思つたことです。
投稿したのはこちら。
以前描いたイラストのスマホ壁紙です。

このやうに2種類の壁紙と、「適用するとこんな感じにみえますよー」といふ使用例を一緒に入れてたんです。
ここで僕がやりたかつたことは使用例の畫像だけはみんなに見えるやうにして、壁紙の畫像だけは有料にするといふものでした。
要するに「noteのここからは有料」とか「アマゾンの中身檢索」とか、あんな感じのやつです。
でもそんな機能は無く、できませんでした。
これはぜひ欲しい機能です。
「今は有料だけど、○○日後に無料にしますよ」ができるやうにして欲しい
これも先の投稿の時に思つたことです。
ピクシブファンボックスに上げてるので、1ヶ月後に無料でDLできますよ!
(現在は有料コンテンツですが1ヶ月後に無料公開にします)https://t.co/jPF8EMgzav— 萬朶櫻🌸イラストレーター🌸畫家 (@wanduoying) 2018年5月14日
當初から1月後に無料にしようと思つてゐたのですが、1ヶ月後には普通に忘れてさうなんですよね。
投稿畫面で「○○日まで無料」「xx日まで有料」と、期間を設定できればド忘れを防げさうです、
そのあたり、ぜひシステム側でフォローしてほしいです。
まとめ
以上、紹介から登録、やつてみた感觸までをまとめてみました。
僕としては、使ひやうによつてはかなり有用なサービスに見えました。
人氣の作家は、資金調達の大きな助けになるし、これをきつかけにしてファンとの交流も捗りさうです。
まだ知名度の低い作家でも、小さな支援をもらへればすごい嬉しいし、やる氣もでるでせう。
僕はもう少し續けてみて樣子をみようと思ひます。
またお得なことに、サービス利用料が2018年末まで無料です。詳しくはこのリンクで。
この機會に皆さんもやつてみてはいかがですか。

▼イラストSNSといへば、海外ではこんなのがあるよ

▼類似サービスのCHIP。 こちらも簡單ですよ。
